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幻の青い鳥。これがなかなか…

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夏鳥の代表的なメンバーで、一番見るのが困難な鳥といえば、こいつだろう。
キビタキ、オオルリ、コマドリ、コルリ。この他にもムシクイ類とかいろいろいるのだが、メジャーどころは先に挙げた4種類。俺の印象ではコルリが一番出会う機会も個体数も少ないように思ってる。もっともいる所にはたくさんいて、単に俺が見る機会がないのかもしれない。所謂「青い鳥御三家」の一角で、名前だけはやけに有名。ルリビタキとオオルリが季節になれば比較的簡単に見れるのに対して、コルリはなかなか見られない。警戒心が強く、地上性で藪の中に潜んでばかりいて、人前に出てくることがないからだろう。その点の「有難み」でいうとコマドリよりも高いかもしれない。

一口に「青い鳥」と言っても御三家それぞれ持ってる青が違う。一番軽くてポップな青がルリビタキ。鮮やかなコバルトブルーがオオルリ。コルリは青というより「藍色」に近い。何故か俺がこの鳥を見るときは夕暮れ時だったり曇りだったりして、薄暗い環境が多いのだが、この深い青に吸い込まれそうに感じる時がある。たぶん深い海の青に似ているからだろう。近縁のツグミ科内にはもう一種イソヒヨドリという青い鳥がいるが、そっちは海軍の海洋迷彩だ。
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コマドリは何だかんだで毎年出会って毎年撮影しているのに対して、コルリは出会ったり出会わなかったり。なまじメジャー処なだけに縁がないと悔しくて残念な気分になったりする。今年は運良くバッチリ撮れてホクホクしているところだが、人間の欲望というのは際限なく、今度はもっと光が豊富な環境で撮りたいなとか、飛び出しのシーンが撮れないか…と、どんどん妄想が膨らんでる(笑)。この次、いつ出会えるのかもわからないのにねぇ。。。







Commented by itohnori2 at 2018-05-04 16:21
ki43-oscarさん、こんにちは。
 仰る様に、コルリはキビタキ、オオルリに比べると見る機会が少ないですね。
しかし、私は直ぐ近くにコマドリの生息地があるのに、行かないのでコマドリは見たことがありません。
コマドリは以前、私が良く行くフィールド(以下MF)でも見られた様ですが、今はさっぱりです。
コルリはMFでひと夏に何度か見ることが出来ます。
いつも、藪の中から歩いて水場に出て来るので、ki43-oscarさんの2枚目の様な枝止まりは見ることは稀です。
コルリを写せると嬉しくなりますが、コマドリを写せたら小躍りして喜ぶでしょう。
Commented by ki43-oscar at 2018-05-04 19:16
> itohnori2さん
こんばんは。
コルリ、コマドリ、どっちが珍しい…ということではないんですね。
それぞれの環境で見たり見なかったりですか。
俺の場合、幸運にも毎年コマドリは撮影できているのでコルリは幻の鳥でした。
ということで、小躍りして喜んでます(笑)。
by ki43-oscar | 2018-05-04 15:06 | コルリ | Comments(2)