ノビタキリベンジ…日光へ

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数十年に一度といわれる大雨が西日本で降り続いてる。もう峠は越えたようだが、死者+行方不明者で100名を超えている。大雨や台風といった気象災害は何度も見たことあるけど、一度の災害でこれだけ大勢の被害が出たのは初めて見たかもしれない。かつて社会インフラが脆弱だった時代(昭和30年代前半)くらいまでは、一個の台風で床上浸水何千戸、死者数十名なんてことも頻繁にあったようだが、高度成長期以降では珍しいかもしれない。広島の友達にLINEで連絡とってみたら、彼の住む地域はスポット的に無事だということだった。被害に遭われた現地の方々には、お見舞い申し上げます。

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てぇことで前置きが長くなってしまったが、長雨がやっと止んできたようなので、前回惨敗してきた日光戦場ヶ原へ出かけてきた。目的はノビタキ(夏羽)とホオアカ。天気はイマイチだったけど、涼しくて却って歩き回りやすい。

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時期的にはもう営巣は終わっているはずだ。普通の鳥ならヒナが巣立ったら家族で森の奥に消えていくところだが、ネットの情報ではまだ彼らは戦場ヶ原に留まっているようだ。半信半疑ながら行く気になったのは、7月に入ると下界では鳥たちの影がめっきり薄くなるからで、要するに他に行くところがないからダメ元で行ってみたわけだ。そしたら…いました。ノビタキの巣立ちビナ。

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そこに顔グロの別の鳥が近づいてきた。たぶんこれは雛のお父さん。

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もしかして餌を与えに来たのか?ヒナに近づいていく。

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これが最接近。餌なら口移しで与えるはずだが、何故かそれはなかったようだ。様子を見に来たのか?

鳥は巣立ちしたら親との縁がズバッと切れるわけではなくて、しばらくの間一緒に過ごして、餌の取り方やその他の生きる術を学ぶ。渡り鳥は家族単位で遠い渡りを行ったり、翌年の親の繁殖に前年のヒナがヘルパーとして加わったり、意外や家族の縁は深かったりする。もちろん種類によって様々で、一番縁の薄い鳥では親は卵を産みっぱなしで地熱で孵化して、ヒナは生まれてすぐ単独で生活を始める。この場合は親子の対面すらないことになる(ツカツクリ)。ノビタキは2年ほど前に渡り途中のところを撮影したことがあるが、その時は夫婦+若鳥の数羽の群だったので、家族単位で渡り(たぶん東南アジア)の途中だったんだろう。

ノビタキ一家の諸君、来年もまた無事に戦場ヶ原へきてくれ給え。






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Commented by itohnori2 at 2018-07-09 13:11
ki43-oscarさん、こんにちは。
 今回の大雨は広範囲で被害をもたらしましたね。
被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。

 ノビタキのヒナが可愛いですね。
そこに顔グロの親鳥が近づいて来たところに出会えるなんて鳥運が良いですね。
最接近したお写真が最高です。
Commented by ironsky at 2018-07-09 22:23
こんばんは。
今回の大雨による被害、想像を絶するものがありました。
毎年のように、大雨による災害が起きています。
自分の住んでいる地域、今回は大丈夫でしたが、来年はどうなのだろうと、心配になります。

ノビタキ、まだいたのですか。
今週あたりで、いなくなってしまうのかな。
Commented by ki43-oscar at 2018-07-10 01:30
> itohnori2さん
ありがとうございます。
ノビタキの巣立ちビナはたくさん撮影できました。
その中でも親鳥との2ショット写真が撮れたのは、仰るとおり幸運だったと思います。

今回の大雨はホントに酷かったですね。。。
Commented by ki43-oscar at 2018-07-10 01:35
> ironskyさん
そうですね、まだいたんですよ(笑)。
ヒナがもう巣を出てあっちこっち飛び回っていたので、
近々いなくなるのではないでしょうか。
ホオアカとビンズイはまだまだ営巣中のようでした。

たしかに、毎年のように日本の何処かで大雨の被害が出てますね。
これも温暖化の影響なのでしょうが、本当に四季が狂ってしまったようですね。
by ki43-oscar | 2018-07-09 03:21 | 小鳥 | Comments(4)

この道は果てしなく、何処までも続く。 行こう、そして確かめよう。


by 烈風