御存知、冬の小鳥の代表・ジョウビタキ。
日本には10月ごろ渡ってきて、4月ごろ大陸(中国東北部、ロシア沿海州、バイカル湖周辺)に帰って現地で繁殖するという典型的な渡り鳥だが、近年日本国内で繁殖が確認されているという。俺が調べた範囲では長野県富士見町(八ヶ岳周辺)、岡山県新庄村、北海道上川町と、割とランダムに数例の繁殖記録がある。俺の推論だが、おそらく発見されたのは氷山の一角で、実際はもっとたくさん日本国内で繁殖しているんだろう。
今年は年末年始にいろいろあってジョウビタキを観れてなかった。すっかり忘れていたのだけど、今日近場の公園をぶらついてたら、目の前をパーッと飛び去る鳥がいて、どうせまたホオジロだろう…と一応確認してみたらジョウビタキだった。特別珍しくはないけどジョウビタキは好きな鳥なのでレンズを向けたら、またパッと飛び出して逃げてしまった。
俺の記憶ではジョウビタキは割と警戒心の薄い(気が強い)鳥で、3~4mまで近づいても逃げないと思っていたが、どうやらこの個体は用心深い個体のようだ。
ふ~ん、そう来るかい…このまま引き下がっても何にもならないので、ジョビに警戒心を抱かせない範囲で距離を詰める。ジョビまで6~7m. どうやらこの辺が限界のようだ。たぶんジョビが他のこと(縄張り巡回や餌探し)に夢中になってるときは警戒心が薄くなって近づくことができるんだろう。このジョビはただ漫然とその辺を飛び回っているように見える。
しばらく前に自民党政権が将来の人口減少対策に海外からの移民を受け入れると騒ぎになっていた。3~40年先には1億人を割ると言われている。原因は今更言うまでもない、少子高齢化だ。日本の人口と国力維持のために海外移民を受け入れようという話。賛否両論あるようだが、合法違法関わらず入ってくるものは入ってくるから、最終的にはなるようにしかならないだろう。
ジョウビタキも日本への移民してきているようだ。だがジョビには国境なんて概念はないから規制のしようもないだろう(笑)。
by ki43-oscar
| 2019-02-24 01:00
| ジョウビタキ
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